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裲襠
ふりがな文庫
“裲襠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うちかけ
69.1%
しかけ
14.7%
かいどり
11.8%
うちがけ
1.5%
かけ
1.5%
りょうとう
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちかけ
(逆引き)
総縫の
裲襠
(
うちかけ
)
に、三つ葉葵の紋を散らした
手筥
(
てばこ
)
、相沢半助思わずハッと頭を下げるはずみに、乗物の扉はピシンと閉ってしまいました。
新奇談クラブ:05 第五夜 悪魔の反魂香
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
裲襠(うちかけ)の例文をもっと
(47作品)
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しかけ
(逆引き)
八文払って入って見ると、看板の
裲襠
(
しかけ
)
を着けている女が腰をかけている、その
傍
(
かたわら
)
には三尺ばかりの竹の棒の
先
(
さ
)
きが桃色の絹で包んであるのがある。
江戸か東京か
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
裲襠(しかけ)の例文をもっと
(10作品)
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かいどり
(逆引き)
一学は、
裲襠
(
かいどり
)
を頭から被った。
黴
(
かび
)
のにおいの中に、連れ添って二年目に、産後で死んだ若い妻の残り香が、ふと顔をくるんだ。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
裲襠(かいどり)の例文をもっと
(8作品)
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▼ すべて表示
うちがけ
(逆引き)
亀姫、振袖、
裲襠
(
うちがけ
)
、文金の
高髷
(
たかまげ
)
、扇子を手にす。また女童、うしろに
守刀
(
まもりがたな
)
を捧ぐ。あと
圧
(
おさ
)
えに舌長姥、古びて黄ばめる
練衣
(
ねりぎぬ
)
、
褪
(
あ
)
せたる
紅
(
あか
)
の
袴
(
はかま
)
にて従い
来
(
きた
)
る。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
裲襠(うちがけ)の例文をもっと
(1作品)
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かけ
(逆引き)
貸小袖に魂が入って立ったとも見えるし、行燈の
灯
(
ともし
)
を
覆
(
おお
)
うた
裲襠
(
かけ
)
の
袂
(
たもと
)
に、
蝴蝶
(
ちょうちょう
)
が宿って、夢が
徜徉
(
さまよう
)
とも見える。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
裲襠(かけ)の例文をもっと
(1作品)
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りょうとう
(逆引き)
蝋灯の灯かげに金糸銀糸の
裲襠
(
りょうとう
)
絢
(
きらめ
)
き、太夫と呼ばれる第一流遊女のあえかな美しさは、英泉や国貞の錦絵がそのまま抜け出してきたかと思われるばかりだったからだった。
わが寄席青春録
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
裲襠(りょうとう)の例文をもっと
(1作品)
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“裲襠”の解説
裲襠(りょうとう、うちかけ)とは、古来、儀式の時に武官が礼服の上に着用した貫頭衣型の衣服。中央にある穴に頭・首を通す形となり、胸部と背部に当てて着用し、上から帯を締める。類似した衣装を舞楽でも使用し、舞楽装束の一つも指す。
(出典:Wikipedia)
裲
漢検1級
部首:⾐
13画
襠
漢検1級
部首:⾐
18画
“裲襠”で始まる語句
裲襠姿
裲襠姿振袖
検索の候補
裲襠姿
裲襠姿振袖
襠裲
襠裲姿
“裲襠”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
中里介山
淡島寒月
谷崎潤一郎
正岡容
樋口一葉
国枝史郎
三遊亭円朝
小栗虫太郎
吉川英治