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絢
ふりがな文庫
“絢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あや
92.9%
きらめ
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あや
(逆引き)
修吉はただ快い
絢
(
あや
)
にのまれて、うつとりと余念を去らずにゐられない。讃嘆の溜息を洩らしかねない思ひになつてしまふのである。
木々の精、谷の精
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
眼も
絢
(
あや
)
な芝生の向うには、
滴
(
したた
)
らんばかりの緑の林が
蓊鬱
(
こんもり
)
と縁どって、まるで西洋の絵でも
眺
(
なが
)
めているような景色でした。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
絢(あや)の例文をもっと
(13作品)
見る
きらめ
(逆引き)
蝋灯の灯かげに金糸銀糸の
裲襠
(
りょうとう
)
絢
(
きらめ
)
き、太夫と呼ばれる第一流遊女のあえかな美しさは、英泉や国貞の錦絵がそのまま抜け出してきたかと思われるばかりだったからだった。
わが寄席青春録
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
絢(きらめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
絢
漢検準1級
部首:⽷
12画
“絢”を含む語句
絢爛
五彩絢爛
怪異絢爛
潔麗絢爛
絢子
絢子刀自
絢尭斎
絢斕
絢爛美衣
絢爛豪奢
絢粲
絢美
絢麗
花鳥絢爛
豪壮絢爛
“絢”のふりがなが多い著者
橘外男
中島敦
正岡容
坂口安吾
山本周五郎
宮本百合子