“きらめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
34.2%
32.9%
21.9%
5.5%
1.4%
1.4%
1.4%
閃爍1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、いよいよ家へ運び込まれて見ると、その黒光りの立派さ! 黒光りの上にきらめく大蝋燭ろうそくの美しさ。
隊商カラバンに加わりて砂漠の夜の旅を続けし時の如き、彼の心は天にきらめく星の神秘に強く打たれたことであろう。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
仏壇は大きい立派なもので、ともされた蝋燭ろうそくの光に、よくみがかれた仏具や仏像が金色にぴかぴかときらめいていた。
最後の胡弓弾き (新字新仮名) / 新美南吉(著)
かのわが寶のほゝゑむ姿を包みし光は、まづ日の光にあたる黄金こがねの鏡のごとくきらめき 一二一—一二三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
きらめくはいなづまか、とゞろくはいかづちか。 砲火ほうくわ閃々せん/\砲聲ほうせい殷々いん/\
ここに一際夜の雲のこまやかに緑の色を重ねたのは、隅田へ潮がさすのであろう、水の影か、星がきらめく。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
渠はすでに前後を忘じて、一心死を急ぎつつ、蹌踉よろよろみぎわに寄れば、足下あしもとに物ありてきらめきぬ。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
早蕨さわらび二筋ふたすぢ寄せてちようの宿れるかたしたる例の腕環のさはやかきらめわたりぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
宮殿は人の心であり、その王座にせる王は理性であり、窓はであり、真珠と紅玉とできらめく宮殿のとびらは、あかくちびるしろい歯とを持つ口であり、「こだま」はその口から出る美しい言葉であろうか。
今でもそうかもしれないが、当時の島原のくるわは新選組の侍が遊歩していそうな古風な情趣満々で、蝋灯の灯かげに金糸銀糸の裲襠りょうとうきらめき、太夫と呼ばれる第一流遊女のあえかな美しさは
わが寄席青春録 (新字新仮名) / 正岡容(著)
水平線の果て波浪はきらめ
サガレンの浮浪者 (新字新仮名) / 広海大治(著)
おそるる事に笑いて驚くところなく、剣に向かうとも退かず、矢筒その上に鳴り鎗にほこ閃爍きらめく、たけりつ狂いつ地を一呑みにし、喇叭らっぱの声鳴り渡るも立ち止まる事なし、喇叭の鳴るごとにハーハーと言い、遠くより戦闘をぎつけ