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劍戟
ふりがな文庫
“劍戟”の読み方と例文
新字:
剣戟
読み方
割合
けんげき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんげき
(逆引き)
と
見
(
み
)
る/\
内
(
うち
)
に
長蛇
(
ちやうだ
)
の
船列
(
せんれつ
)
は
横形
(
わうけい
)
の
列
(
れつ
)
に
變
(
へん
)
じて、七
隻
(
せき
)
の
海賊船
(
かいぞくせん
)
の
甲板
(
かんぱん
)
には
月光
(
げつくわう
)
に
反射
(
はんしや
)
して、
劍戟
(
けんげき
)
の
晃
(
きらめ
)
くさへ
見
(
み
)
ゆ、
本艦
(
ほんかん
)
の
士官
(
しくわん
)
水兵
(
すいへい
)
は
一時
(
いちじ
)
に
憤激
(
ふんげき
)
の
眉
(
まゆ
)
を
揚
(
あ
)
げた
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
海賊船
(
かいぞくせん
)
は
此時
(
このとき
)
砲戰
(
ほうせん
)
もどかしとや
思
(
おも
)
ひけん、
中
(
なか
)
にも
目立
(
めだ
)
つ
三隻
(
さんせき
)
四隻
(
しせき
)
は
一度
(
いちど
)
に
船首
(
せんしゆ
)
を
揃
(
そろ
)
へて、
疾風
(
しつぷう
)
迅雷
(
じんらい
)
と
突喚
(
とつくわん
)
し
來
(
きた
)
る、
劍戟
(
けんげき
)
の
光
(
ひかり
)
晃
(
きらめ
)
く
其
(
その
)
甲板
(
かんぱん
)
には、
衝突
(
しやうとつ
)
と
共
(
とも
)
に
本艦
(
ほんかん
)
に
乘移
(
のりうつ
)
らんず
海賊
(
かいぞく
)
共
(
ども
)
の
身構
(
みがまへ
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
事
(
こと
)
面倒
(
めんだう
)
と
思
(
おも
)
はゞ、
昔話
(
むかしばなし
)
に
聞
(
き
)
く
海賊船
(
かいぞくせん
)
の
戰術
(
せんじゆつ
)
を
其儘
(
そのまゝ
)
に、
鋭
(
するど
)
き
船首
(
せんしゆ
)
は
眞一文字
(
まいちもんじ
)
に
此方
(
こなた
)
に
突進
(
とつしん
)
し
來
(
きた
)
つて、
手
(
て
)
に/\
劍戟
(
けんげき
)
を
振翳
(
ふりかざ
)
せる
異形
(
ゐげう
)
の
海賊
(
かいぞく
)
輩
(
ども
)
は
亂雲
(
らんうん
)
の
如
(
ごと
)
く
我
(
わ
)
が
甲板
(
かんぱん
)
に
飛込
(
とびこ
)
んで
來
(
く
)
るかも
知
(
し
)
れぬ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
劍戟(けんげき)の例文をもっと
(1作品)
見る
劍
部首:⼑
15画
戟
漢検準1級
部首:⼽
12画
“劍”で始まる語句
劍
劍突
劍呑
劍士
劍鞘
劍淵
劍舞
劍術
劍㦸
劍山