トップ
>
けんげき
ふりがな文庫
“けんげき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
剣戟
84.6%
劔戟
5.1%
劍戟
2.6%
剣劇
2.6%
劍㦸
2.6%
嫌隙
2.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剣戟
(逆引き)
流行の女
剣戟
(
けんげき
)
がかかっていて、座の前に、その剣戟女優が
太股
(
ふともも
)
もあらわに大見得を切っている一種奇矯な看板が出ている。
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
けんげき(剣戟)の例文をもっと
(33作品)
見る
劔戟
(逆引き)
武裝
(
ぶさう
)
せる
幾多
(
いくた
)
の
海賊
(
かいぞく
)
輩
(
ども
)
は
手
(
て
)
に/\
劔戟
(
けんげき
)
を
振翳
(
ふりかざ
)
しつゝ、
彼方
(
かなた
)
の
甲板
(
かんぱん
)
から
此方
(
こなた
)
へ
乘移
(
のりうつ
)
り、
互
(
たがひ
)
に
血汐
(
ちしほ
)
を
流
(
なが
)
して
勝敗
(
しようはい
)
を
爭
(
あらそ
)
ふのであるから、
海賊
(
かいぞく
)
勝
(
か
)
てば
其後
(
そのゝち
)
の
悲慘
(
ひさん
)
なる
光景
(
くわうけい
)
は
言
(
い
)
ふ
迄
(
まで
)
もないが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
けんげき(劔戟)の例文をもっと
(2作品)
見る
劍戟
(逆引き)
と
見
(
み
)
る/\
内
(
うち
)
に
長蛇
(
ちやうだ
)
の
船列
(
せんれつ
)
は
横形
(
わうけい
)
の
列
(
れつ
)
に
變
(
へん
)
じて、七
隻
(
せき
)
の
海賊船
(
かいぞくせん
)
の
甲板
(
かんぱん
)
には
月光
(
げつくわう
)
に
反射
(
はんしや
)
して、
劍戟
(
けんげき
)
の
晃
(
きらめ
)
くさへ
見
(
み
)
ゆ、
本艦
(
ほんかん
)
の
士官
(
しくわん
)
水兵
(
すいへい
)
は
一時
(
いちじ
)
に
憤激
(
ふんげき
)
の
眉
(
まゆ
)
を
揚
(
あ
)
げた
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
海賊船
(
かいぞくせん
)
は
此時
(
このとき
)
砲戰
(
ほうせん
)
もどかしとや
思
(
おも
)
ひけん、
中
(
なか
)
にも
目立
(
めだ
)
つ
三隻
(
さんせき
)
四隻
(
しせき
)
は
一度
(
いちど
)
に
船首
(
せんしゆ
)
を
揃
(
そろ
)
へて、
疾風
(
しつぷう
)
迅雷
(
じんらい
)
と
突喚
(
とつくわん
)
し
來
(
きた
)
る、
劍戟
(
けんげき
)
の
光
(
ひかり
)
晃
(
きらめ
)
く
其
(
その
)
甲板
(
かんぱん
)
には、
衝突
(
しやうとつ
)
と
共
(
とも
)
に
本艦
(
ほんかん
)
に
乘移
(
のりうつ
)
らんず
海賊
(
かいぞく
)
共
(
ども
)
の
身構
(
みがまへ
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
けんげき(劍戟)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
剣劇
(逆引き)
と
言
(
い
)
はうとして、ふと
己
(
おのれ
)
を
顧
(
かへり
)
みて
呆
(
あき
)
れ
返
(
かへ
)
つた。
這個
(
この
)
髯斑
(
ひげまだら
)
に
眼
(
まなこ
)
円
(
つぶら
)
にして
面
(
おも
)
赤
(
あか
)
き
辺塞
(
へんさい
)
の
驍将
(
げうしやう
)
に
対
(
たい
)
して、
爾
(
しか
)
き
言
(
こと
)
を
出
(
だ
)
さむには、
当時
(
たうじ
)
流行
(
りうかう
)
の
剣劇
(
けんげき
)
の
朱鞘
(
しゆざや
)
で
不可
(
いけず
)
、
講談
(
かうだん
)
ものゝ
鉄扇
(
てつせん
)
でも
不可
(
いけな
)
い。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
けんげき(剣劇)の例文をもっと
(1作品)
見る
劍㦸
(逆引き)
働くべし決して
怒
(
いかり
)
を
發
(
はつ
)
し刀などに手を
掛
(
かけ
)
給ふな町奉行の役宅にて
劍㦸
(
けんげき
)
の沙汰に及べば
不屆者
(
ふとゞきもの
)
と召捕て繩を掛ん呉々も怒を愼み給へと云含め猶種々と
密談
(
みつだん
)
に及びし内既に
黄昏
(
たそがれ
)
になりしかば山内は四方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
けんげき(劍㦸)の例文をもっと
(1作品)
見る
嫌隙
(逆引き)
毅堂は選集の中に遠山雲如の作を除いて載せなかった。これがため二家の間に他日
嫌隙
(
けんげき
)
を生じた事は毅堂がその郷友森春濤に送った書簡に見えている。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
けんげき(嫌隙)の例文をもっと
(1作品)
見る