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振翳
ふりがな文庫
“振翳”の読み方と例文
読み方
割合
ふりかざ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりかざ
(逆引き)
敵は髪を長く垂れた十五六の少年で、手には
晃
(
)
めく
洋刃
(
)
のようなものを
振翳
(
)
していた。薄闇で
其形
(
)
は
能
(
)
くも見えぬが、人に似て人らしく無い。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
宇治の里では驚きましたが、安田一角は二人の助けを頼みとして袴の股立ちを取って、長いのを引抜き
振翳
(
)
したから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
とにかく一人の男が泥絵具と金紙で作った
張
(
)
ぼての蛸を頭から
被
(
)
るのだ、その相棒の男は、大刀を
振翳
(
)
しつつ
めでたき風景
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
振翳(ふりかざ)の例文をもっと
(18作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
翳
漢検1級
部首:⽻
17画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振切
検索の候補
振翳
“振翳”のふりがなが多い著者
鶴彬
小出楢重
加藤道夫
押川春浪
アントン・チェーホフ
三遊亭円朝
作者不詳
中里介山
島崎藤村
田山花袋