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太股
ふりがな文庫
“太股”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふともも
84.8%
ふともゝ
6.1%
ももどう
3.0%
ふとまた
3.0%
もも
3.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふともも
(逆引き)
石原は
太股
(
ふともも
)
を半分泥に
汚
(
よご
)
しただけで、岸に着いた。獲ものは思い掛けぬ大さの雁であった。石原はざっと足を洗って、着物を着た。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
太股(ふともも)の例文をもっと
(28作品)
見る
ふともゝ
(逆引き)
ローザラインの
彼
(
あ
)
の
星
(
ほし
)
のやうな
眼附
(
まみつき
)
、あの
高々
(
たか/″\
)
とした
額
(
ひたひ
)
、あの
眞紅
(
まっくれなゐ
)
の
唇
(
くちびる
)
、あの
可憐
(
かはゆら
)
しい
足
(
あし
)
、あの
眞直
(
まっすぐ
)
な
脛
(
すね
)
、あのぶる/\と
顫
(
ふる
)
へる
太股
(
ふともゝ
)
乃至
(
ないし
)
其
(
その
)
近邊
(
ちかま
)
にある
處々
(
ところ/″\
)
に
掛
(
か
)
けて
祈
(
いの
)
りまするぞ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
太股(ふともゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ももどう
(逆引き)
それでも友達甲斐に連れて来てやれあ、ヤレ寒いとか、
太股
(
ももどう
)
の痛いとか、太平楽ばっかり祈り上げ奉る。この石垣の下に捨てて行くぞ……エエこの
胆泥棒
(
きもぬすと
)
……
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
太股(ももどう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ふとまた
(逆引き)
扁平
(
へんぺい
)
な漁場では、
銅色
(
あかがねいろ
)
の壮烈な
太股
(
ふとまた
)
が、林のように並んでいた。彼らは折からの
鰹
(
かつお
)
が着くと
飛沫
(
ひまつ
)
を上げて海の中へ
馳
(
か
)
け
込
(
こ
)
んだ。子供たちは砂浜で、ぶるぶる
慄
(
ふる
)
える
海月
(
くらげ
)
を
攫
(
つか
)
んで投げつけ合った。
花園の思想
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
太股(ふとまた)の例文をもっと
(1作品)
見る
もも
(逆引き)
そいつが
出刃包丁
(
でばぼうちょう
)
を
啣
(
くわ
)
えた女の
生首
(
なまくび
)
の
刺青
(
ほりもの
)
の上に、俺達の
太股
(
もも
)
ぐらいある真黒な腕を組んで、俺の
寝台
(
ねだい
)
にドッカリと腰を
卸
(
おろ
)
して
出
(
で
)
ッ
歯
(
ぱ
)
をグッと
剥
(
む
)
き出したもんだ。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
太股(もも)の例文をもっと
(1作品)
見る
“太股”の解説
太股、太腿(ふともも、thigh)は、人間の体において骨盤と膝の間の部分である。解剖学的には、下肢の一部を構成する。
太股を構成する1本の骨は、大腿骨と呼ばれている。この骨は、皮質骨の割合が多いため、太くて強い。尻と球関節で、膝と楕円関節で繋がっている。
(出典:Wikipedia)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“太”で始まる語句
太
太陽
太刀
太鼓
太息
太夫
太郎
太々
太腿
太閤
“太股”のふりがなが多い著者
田中英光
尾崎紅葉
高見順
島木健作
谷譲次
新渡戸稲造
吉川英治
中里介山
斎藤茂吉
谷崎潤一郎