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太々
ふりがな文庫
“太々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふてぶて
84.5%
ふて/″\
10.3%
ふとぶと
3.4%
だいだい
1.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふてぶて
(逆引き)
妙に
太々
(
ふてぶて
)
しく、度胸をすえて人生を達観しているようなところもあり、腹の中に何を企らんでいるか見当がつかないような感じであった。
淪落の青春
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
太々(ふてぶて)の例文をもっと
(49作品)
見る
ふて/″\
(逆引き)
大黒屋徳右衞門の
太々
(
ふて/″\
)
しさ、盜賊を一杯かつぐ氣で、砂利詰の千兩箱を並べ、その上で
屠蘇
(
とそ
)
の杯をあげるなどは、いかにも人を喰つたやり方です。
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
太々(ふて/″\)の例文をもっと
(6作品)
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ふとぶと
(逆引き)
その可愛さがだんだん
太々
(
ふとぶと
)
しくなり、しまいには食い殺してしまいたい気持ちになるのも酒の
沙汰
(
さた
)
だけとは云えないのだ……。
河沙魚
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
太々(ふとぶと)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
だいだい
(逆引き)
……次にまた浴衣に
広袖
(
どてら
)
をかさねて持って出た
婦
(
おんな
)
は、と見ると、
赭
(
あか
)
ら顔で、
太々
(
だいだい
)
とした
乳母
(
おんば
)
どんで、大縞のねんね子
半纏
(
ばんてん
)
で四つぐらいな男の
児
(
こ
)
を
負
(
おぶ
)
ったのが、どしりと絨毯に坊主枕ほどの膝をつくと
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
太々(だいだい)の例文をもっと
(1作品)
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太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
々
3画
“太々”で始まる語句
太々餅
太々神楽
“太々”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
吉川英治
ニコライ・ゴーゴリ
徳田秋声
谷崎潤一郎
林芙美子
泉鏡花
坂口安吾
海野十三
野村胡堂