“太々餅”の読み方と例文
読み方割合
だいだいもち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芝神明の太々餅だいだいもちのラヂウム温泉が設けられて、はる/″\下町から私は亡祖父と大叔母とに連れられて半日の湯治に来たことがある。大正改元のころであつたらう。
山の手歳事記 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
よく、芝口のおはぎ、神明の太々餅だいだいもち土橋どばしの大黒ずしなどがお土産にされたものでありました。
浅草の金竜山にしてもあんと、きなこと、ごまのついた餅、芝の太々餅だいだいもちもおなじくであり、大橋ぎわのおだんご、谷中芋坂いもざかのおだんご、そのほか数えたらいくらでもあるが——
旧聞日本橋:17 牢屋の原 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)