“土橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どばし92.5%
ドバシ5.0%
つちばし2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私どもの屋敷から行ける所では、まず金杉かなすぎの毘沙門とか、土橋どばしとか、采女原などにあって、土橋では鈴之助という役者が評判であった。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
難波ナンバ土橋ドバシ(今の叶橋カナフバシ)の西詰に、ヽヽといふ畳屋があつた。此家は古くから、日向に取引先があつたと見えて、土橋の下には、度々日向の炭船が著いてゐたさうである。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
紫と黄いろと白と土橋つちばしを小蝶ならびてわたりこしかな
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)