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『淪落の青春』
ふりがな文庫
『
淪落の青春
(
りんらくのせいしゅん
)
』
石塚貞吉が兵隊から帰ってきたころは、日本はまったく変っていた。彼の兵隊生活は捕虜時代も数えて八年にわたり、ソ満国境から北支、南支、仏印、フィリッピン、ビルマ、戦争らしい戦争はビルマだけ、こゝではひどい敗戦で逃げまわっているうちに終戦、捕虜に …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「ろまねすく 第一巻第一号」ろまねすく社、1948(昭和23)年1月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約36分(500文字/分)
朗読目安時間
約60分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
放
(
つ
)
肥
(
こえ
)
倖
(
さいわ
)
止
(
よ
)
入聟
(
いりむこ
)
外
(
ほか
)
太々
(
ふてぶて
)
小倅
(
こせがれ
)
当
(
あて
)
怪
(
け
)
段歩
(
たんぶ
)
渉
(
わた
)
煮炊
(
にたき
)
米
(
メートル
)
除
(
の
)
頸
(
くび
)