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小倅
ふりがな文庫
“小倅”の読み方と例文
読み方
割合
こせがれ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こせがれ
(逆引き)
その手は食わん、金箱というのは、
茂太
(
もた
)
とやら
茂太
(
しげた
)
とやらいう
小倅
(
こせがれ
)
のことではない、そのほかに確かに見届けたものがあるのじゃ。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
押し返してねだるように願うと、忠利が立腹して、「
小倅
(
こせがれ
)
、勝手にうせおれ」と叫んだ。数馬はそのとき十六歳である。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
青年たちは二十五六が大将株で、十七八の
小倅
(
こせがれ
)
まで、背広にクワエ煙草というアンチャンの方式通りの姿であった。
淪落の青春
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
小倅(こせがれ)の例文をもっと
(12作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
倅
漢検1級
部首:⼈
10画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小倅”のふりがなが多い著者
中里介山
神西清
林不忘
森鴎外
芥川竜之介
坂口安吾
野村胡堂