“屠蘇”の読み方と例文
読み方割合
とそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに屠蘇気分が加わったのであるから、去年の下半季の不景気に引きかえて、こんなに景気のよい新年は未曾有であるといわれた。
正月の思い出 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
在留中は何れも独身の下宿住ひ、正月が来ても屠蘇一杯飲めぬ不自由に、銀行以外の紳士も多く来会して、二十人近くの大人数である。
一月一日 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
仲仕——権三といわれていた——は、特別の賃銀を支払われると言う約束で、明日のお屠蘇の余分の一杯をあてにしてやって来たのだ。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)