“宝船”の読み方と例文
読み方割合
たからぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御神酒徳利おみきどっくりに差す飾り物で、竹を縦に細かく裂いて、平たく模様風に結んだものであります。よく宝船たからぶね宝珠玉ほうしゅのたまなどを現しますが、巧みな技なのに驚きます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
毎年まいねんこのは、お宝船たからぶねや、餅玉もちだまむすびつける小判こばんをこうしてってあるくのでありました。
金銀小判 (新字新仮名) / 小川未明(著)
来たるべき一年間の出来事をぼくするためか、あるいはまた過ぎた年の厄払やくばらいのためか、正月の二日に、宝船たからぶねまくらの下に敷き、めでたき初夢を結ぶことは、わが国古来の習俗で
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)