“扇風機”の読み方と例文
読み方割合
せんぷうき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして或る日、扇風機せんぷうきのこわれたのを買いあてたときには、彼は、とびあがらんばかりに、よろこんだ。
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
銀座のまぶしいショウ・ウィンドウを見ている人には自家用自動車で待合まちあい通いやカッフェー入りをする人には、夏は扇風機せんぷうき、冬は暖炉だんろに、思うようしたい放題のことのできる人には
もう食堂しょくどうのしたくはすっかり出来て、扇風機せんぷうきはぶうぶうまわり、白いテーブルけはなみをたてます。テーブルの上には、みどりや黒の植木うえきはち立派りっぱにならび、極上等ごくじょうとうのパンやバターももうかれました。
紫紺染について (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)