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扇橋
ふりがな文庫
“扇橋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうぎばし
60.0%
あふぎばし
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうぎばし
(逆引き)
そのうちに
中大工町
(
なかだいくちょう
)
のかどで客待ちしていた辻駕籠を二挺よぶと、さきの駕籠に娘を乗せ、あとの駕籠にじぶんが乗って
扇橋
(
おうぎばし
)
のほうへ行く。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
或日、深川の町はずれを処定めず、やがて
扇橋
(
おうぎばし
)
のあたりから
釜屋堀
(
かまやぼり
)
の岸づたいに歩みを運ぶ
中
(
うち
)
、わたくしはふと路傍の
朽廃
(
きゅうはい
)
した
小祠
(
しょうし
)
の前に一片の断碑を見た。碑には
女木塚
(
おなぎづか
)
として、その下に
放水路
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
扇橋(おうぎばし)の例文をもっと
(3作品)
見る
あふぎばし
(逆引き)
明治六年に五十三歳を以て歿したと云ふより推せば、榛軒の歿した嘉永壬子には三十二歳であつた。井口は
扇橋
(
あふぎばし
)
岡部藩の医官であつたと云ふ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
凡
(
すべ
)
て
溝渠
(
こうきよ
)
運河の眺望の最も変化に富み
且
(
か
)
つ活気を帯びる処は、この
中洲
(
なかず
)
の水のやうに
彼方
(
かなた
)
此方
(
こなた
)
から
幾筋
(
いくすぢ
)
の細い流れが
稍
(
やゝ
)
広い堀割を中心にして一個所に落合つて来る処、
若
(
も
)
しくは深川の
扇橋
(
あふぎばし
)
の如く
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
扇橋(あふぎばし)の例文をもっと
(2作品)
見る
“扇橋”の解説
扇橋(おうぎばし)は、東京都江東区の町名。現行行政地名は扇橋一丁目から扇橋三丁目。住居表示実施済区域。
(出典:Wikipedia)
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
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扇骨木
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扇屋
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