“苗床”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なえどこ53.8%
なへどこ23.1%
びょうしょう23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『貧しても五坪の庭じゃ。まだちと早いが、この夏は、糸瓜へちまの棚に、朝顔の垣でも作ろうかと思うて、きょうは、苗床なえどここしらえておるのじゃ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今度こんどふたつのさけごゑがして、また硝子ガラスのミリ/\とれるおとがしました。『胡瓜きうり苗床なへどこいくつあるんだらう!』とあいちやんはおもひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
罪悪の苗床びょうしょうからその素因をのぞいてゆかなければ——と考えられ、そのためには、市政、わけて社会政策に、心をくだかずにいられない。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)