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なへどこ
ふりがな文庫
“なへどこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
苗床
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苗床
(逆引き)
今度
(
こんど
)
は
二
(
ふた
)
つの
叫
(
さけ
)
び
聲
(
ごゑ
)
がして、
又
(
また
)
硝子
(
ガラス
)
のミリ/\と
破
(
わ
)
れる
音
(
おと
)
がしました。『
胡瓜
(
きうり
)
の
苗床
(
なへどこ
)
が
幾
(
いく
)
つあるんだらう!』と
愛
(
あい
)
ちやんは
思
(
おも
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
それは緑色の
縞瑪瑙
(
しまめなう
)
の切断面である。それは多分、杉か檜か何かの
苗床
(
なへどこ
)
であるからであらう。だがそんなことはどうでもいい。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
と云ふよりも
寧
(
むし
)
ろ人生は芸術の
芽
(
め
)
に満ちた
苗床
(
なへどこ
)
なんだ。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何
(
なん
)
にも
捕
(
つかま
)
らなかつたが
小
(
ちひ
)
さな
叫
(
さけ
)
び
聲
(
ごゑ
)
と
地響
(
ぢひゞき
)
と
硝子
(
ガラス
)
の
破
(
こわ
)
れる
音
(
おと
)
とを
聞
(
き
)
きました、
其物音
(
そのものおと
)
で
愛
(
あい
)
ちやんは、
兎
(
うさぎ
)
が
屹度
(
きつと
)
胡瓜
(
きうり
)
の
苗床
(
なへどこ
)
の
中
(
なか
)
へでも
落
(
お
)
ち
込
(
こ
)
んだに
違
(
ちが
)
ひないと
思
(
おも
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
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