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苗
ふりがな文庫
“苗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なえ
60.0%
なへ
25.7%
びょう
5.7%
な
2.9%
なわ
2.9%
べう
2.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なえ
(逆引き)
つい昨日までいた開墾小屋では、強い西陽は
苗
(
なえ
)
の育ちを思い、あしたの晴朗な気が
卜
(
ぼく
)
されて、この上もない光明であり希望であった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苗(なえ)の例文をもっと
(21作品)
見る
なへ
(逆引き)
梅雨
(
つゆ
)
の
降頻
(
ふりしき
)
る頃には、打渡した水の満ちた田に、
菅笠
(
すげがさ
)
がいくつとなく並んで、せつせと
苗
(
なへ
)
を植ゑて行つてゐる百姓達の姿も見えた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
苗(なへ)の例文をもっと
(9作品)
見る
びょう
(逆引き)
雲南地方の山地には
苗
(
びょう
)
または
※
(
よう
)
という一種の蛮族が棲んでいるが、老女もその一人で、老年でありながら能く働き、
且
(
かつ
)
は正直
律義
(
りちぎ
)
の人間であるので
中国怪奇小説集:16 子不語(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
苗(びょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
な
(逆引き)
が、
其
(
そ
)
の
顏
(
かほ
)
も
覺
(
おぼ
)
えず、
惜
(
をし
)
むらくは
苗
(
な
)
も
聞
(
き
)
かなかつたのは、
父
(
ちゝ
)
のなくなつた
爲
(
た
)
めに
血迷
(
ちまよ
)
つたばかりでない。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
苗(な)の例文をもっと
(1作品)
見る
なわ
(逆引き)
五劫
(
ごこう
)
思惟
(
しい
)
の
苗
(
なわ
)
しろに
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苗(なわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
べう
(逆引き)
昔
(
むかし
)
、三
苗
(
べう
)
氏
(
し
)
は
(七六)
洞庭
(
どうてい
)
を
左
(
ひだり
)
にし、
(七七)
彭蠡
(
はうれい
)
を
右
(
みぎ
)
にせしが、
徳義
(
とくぎ
)
修
(
をさま
)
らず、
禹
(
う
)
之
(
これ
)
を
滅
(
ほろ
)
ぼせり。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
苗(べう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“苗”の意味
《名詞》
(なえ)芽が出て間もない移植用の草木。特に、稲の苗。
(出典:Wiktionary)
“苗(
苗木
)”の解説
苗木(なえぎ)は、移植するために育てた樹木の苗。苗木を育てる畑を苗畑という。
(出典:Wikipedia)
苗
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
“苗”を含む語句
苗字
早苗
苗代
苗床
苗裔
苗代田
苗場山
苗圃
同苗
猪苗代
苗束
苗族
高田早苗
早苗田
苗屋
早苗取
若苗
苗売
苗木
苗字帯刀
...
“苗”のふりがなが多い著者
山東京山
司馬遷
下村湖人
徳冨蘆花
牧野富太郎
岩野泡鳴
牧逸馬
泉鏡太郎
吉川英治
林芙美子