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菅笠
ふりがな文庫
“菅笠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すげがさ
99.0%
すげかさ
1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すげがさ
(逆引き)
そこに
神輿
(
みこし
)
が渡御になる。それに従う村じゅうの家々の代表者はみんな
裃
(
かみしも
)
を着て、
傘
(
からかさ
)
ほどに大きな
菅笠
(
すげがさ
)
のようなものをかぶっていた。
田園雑感
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
勘次
(
かんじ
)
はそれでも
他
(
た
)
に
分別
(
ふんべつ
)
もないので
仕方
(
しかた
)
なしに
桑畑
(
くはばたけ
)
を
越
(
こえ
)
て
南
(
みなみ
)
へ
詑
(
わび
)
を
頼
(
たの
)
みに
行
(
い
)
つた。
彼
(
かれ
)
は
古
(
ふる
)
い
菅笠
(
すげがさ
)
を
一寸
(
ちよつと
)
頭
(
あたま
)
へ
翳
(
かざ
)
して
首
(
くび
)
を
蹙
(
ちゞ
)
めて
行
(
い
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
菅笠(すげがさ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
すげかさ
(逆引き)
雨のしょぼしょぼ降る午後の二時頃
菅笠
(
すげかさ
)
をかぶり、
糸楯
(
いとだて
)
を着て、わらじがけでとぼとぼと峠を上ると、
鬱蒼
(
うっそう
)
として頭の上に茂った椎の木の梢で、男と女の声がする。
怪談
(新字新仮名)
/
平山蘆江
(著)
菅笠(すげかさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
菅
漢検準1級
部首:⾋
11画
笠
漢検準1級
部首:⽵
11画
“菅笠”の関連語
編笠
市女笠
陣笠
“菅笠”で始まる語句
菅笠冠
菅笠屋
菅笠合羽
検索の候補
三菅笠
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“菅笠”のふりがなが多い著者
中里介山
徳冨蘆花
中勘助
吉川英治
泉鏡花
井上円了
柳田国男
正岡子規
小島烏水
作者不詳