“市女笠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちめがさ92.6%
いちのめがさ3.7%
イチノメガサ3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは妙案であると、側近が手を借して、宮の髪は忽ち解かれて下げられ、衣を何枚も重ねて、市女笠いちめがさをかぶられ、顔をかくした。
とあるのは、彼らが市中往来の婦人の市女笠いちのめがさを切ったことを咎めたので、けだし彼らの間には、かなり傍若無人の挙動が多かったものらしい。
放免考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
面可まのあたり談説者。誠雖聟君諷諫歟。使庁狼藉不今時。看督長放免等、横‐行京中、切市女笠イチノメガサ、又別当舎人等同切云云。市女笠非禁制物
放免考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)