トップ
>
市女
ふりがな文庫
“市女”の読み方と例文
読み方
割合
いちめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちめ
(逆引き)
その
市女
(
いちめ
)
は、
芸妓
(
げいこ
)
に限るんです。それも芸なり、
容色
(
きりょう
)
なり、
選抜
(
えりぬ
)
きでないと、世話人の方で出しませんから……まず選ばれた
婦
(
おんな
)
は、一年中の外聞といったわけです。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大津絵の藤娘が
被
(
き
)
て居る
市女
(
いちめ
)
笠の様な物でも
大分
(
だいぶ
)
に女の姿を引立たして居ると自分は思ふのである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
京は広い所であるから、
市女
(
いちめ
)
というような者に頼んでおくと、
上手
(
じょうず
)
に捜してつれて来るのである。だれの姫君であるかというようなことはだれにも知らせてないのである。
源氏物語:22 玉鬘
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
市女(いちめ)の例文をもっと
(6作品)
見る
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“市女”で始まる語句
市女笠
検索の候補
市女笠
女市民
市川九女八
十市皇女
“市女”のふりがなが多い著者
薄田淳介
与謝野寛
柳田国男
紫式部
薄田泣菫
与謝野晶子
国枝史郎
泉鏡花