“いちめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
市女100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やや似た境遇にある者でイタカという部曲かきべがあったこと、それから推して行くと上代において板挙と書き、後々市女いちめまたは一の御子みこなどと呼ばれた、神に仕える一種の女性があったのも
市女いちめ笠の女、指抜さしぬきの若者、武士、町人、公卿の子息、二十人近くも囲繞いていたが、いずれも茫然ぼんやりと口をあけ、息を詰めて聞き澄ましている。反対をする者もない、同意を表する者もない。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
さち市女いちめにひさがれて
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)