“芸妓”のいろいろな読み方と例文
旧字:藝妓
読み方割合
げいしゃ56.1%
げいぎ21.7%
げいこ10.6%
げいしや7.9%
おんな1.6%
つとめ0.5%
はおり0.5%
もの0.5%
ゲイシャ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「隠したって駄目だよ、証拠は銀流しのだ、柳橋で芸妓を殺したのを手始めに、四人まで手にかけた、お前は鬼のような女だ」
其の頃婀娜は深川、勇みは神田と端歌の文句にも唄いまして、婀娜は深川と云うのは、其の頃深川は繁昌で芸妓が沢山居りました。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
……だが、俺がちらと聞いた噂によると、おめえは、何かった金の要り用があって、新町の紅梅から芸妓に出るという話じゃねえか。
治郎吉格子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それを皆なを置いたり、芸妓を家に引摺込んだり、遊廓に毎晩のやうに行つたり、二月ばかりの中に滅茶/\にして仕舞つたゞア。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
お喜代が、云い出したので、露八が、三味線をもち、芸妓が唄った。また、芸妓の三味線で、露八がしぶい声で荻江節を唄った。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
俺は知らない、迷惑だ、とと貴方は、うおっしゃいましょうけれど、芸妓したって、ですもの、分けて、あんな、おとなしい、内気な小雪さんなんですもの、打ちつけに言出せますか。
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
白魚の黒いのがあったって、のない芸妓なんかいるわけはない。おまえも存外、色里を知らない人だねえ」
春の雁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、主人の春太郎という、自分も、抱えといっしょに、座しきに出ている三十ぐらいな働き芸妓
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
震災デ、家ヲ焼カレ、両親ヲナクシテ、一人ボッチニナリ、ワルイ親類ニダマサレテ、芸妓ニウラレ……
三の酉 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)