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色里
ふりがな文庫
“色里”の読み方と例文
読み方
割合
いろざと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろざと
(逆引き)
年頃は漸う十六か七かと思われたが、その娘の顔は、不思議にも長い月日を
色里
(
いろざと
)
に暮らして、幾十人の男の魂を
弄
(
もてあそ
)
んだ年増のように物凄く整って居た。
刺青
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「
白魚
(
しらうお
)
の黒いのがあったって、
紐
(
ひも
)
のない
芸妓
(
はおり
)
なんかいるわけはない。おまえも存外、
色里
(
いろざと
)
を知らない人だねえ」
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また浮名立ててもその間夫の事思い切らぬ故に、年季の中にまた遠国の
色里
(
いろざと
)
へ売りてやられ、あるいは廓より茶屋
風呂屋
(
ふろや
)
の猿と変じて
垢
(
あか
)
を
掻
(
か
)
いて名を流す女郎あり
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
色里(いろざと)の例文をもっと
(8作品)
見る
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
里
常用漢字
小2
部首:⾥
7画
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