“芸妓連”のいろいろな読み方と例文
旧字:藝妓連
読み方割合
げいぎれん25.0%
げいこれん25.0%
げいしゃづれ25.0%
げいしゃれん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御輿みこしとお前後ぜんごに、いろいろなかざものとおりました。そのうちに、この土地とちわか芸妓連げいぎれんかれて、山車だしとおりました。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
(分ったか、何、分った、偉い! 出来でかす、)と云ってね、ふふん、と例のいや笑方わらいかたをして、それ、直ぐに芸妓連げいこれんの顔をぎょろり。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
青森から芸妓連げいしゃづれの遊客が歌うて曰く、一夜いちやうてもチマはチマ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
昼は屋台が廻って、この玄関前へも練込んで来て、芸妓連げいしゃれんは地に並ぶ、雛妓おしゃくたちに、町の小女こおんなまじって、一様の花笠で、湯の花踊と云うのをった。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)