“桑畑”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くわばたけ69.2%
くはばたけ23.1%
くはばた7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大塚の隣屋敷に広い桑畑くわばたけがあって其横に板葺そぎぶきちいさな家がある、それに老人としより夫婦と其ころ十六七になる娘がすんで居ました。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
そのあくる桑畑くわばたけへいくと、もうここの仕事しごとはおわって、みんなが、ひるすぎはかえるのだという。ぼくは勇気ゆうきして、
はたらく二少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いずみいえまえは、桑畑くわばたけなんだぜ。だから、すこしばかりったって、かまわないのさ。」
芽は伸びる (新字新仮名) / 小川未明(著)
小さい太郎は、いちばんはじめに、いちばん近くの、桑畑くわばたけの中の金平きんぺいちゃんの家へゆきました。
小さい太郎の悲しみ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
里の入り口から五六丁行って、川原の方へ曲った桑畑くわばたけの中にある、ひときわ立派な屋根の家であった。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
かれ衣物きものへに桑畑くはばたけ小徑こみちえて自分じぶんうちつたのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
うら垣根かきねから桑畑くはばたけえてあるきながら與吉よきち菓子くわししやぶつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そのきりしたは一めん桑畑くはばたけでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
今でもその住んでゐた城のあとはその村の西の一隅に草藪くさやぶになつて残つてゐるが、半ば開墾されて麦畠、豆畑、桑畑くはばたけになつてゐるが、それでもやかたあとだけは開墾するとたゝりがあると言つて、誰もすきも入れずにそのまゝにして置いた。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
桑畑くはばたはしはうとうつた菜種なたねすこ黄色きいろふくれたつぼみ聳然すつくりそのゆきからあがつてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
にはからさき桑畑くはばたたゞぱいしろい。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)