“桑畑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くわばたけ64.3%
くはばたけ21.4%
くはばた7.1%
くわはた7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎(うさぎ)にたんぽぽをやっていると、用吉君(ようきちくん)が、今(いま)おろすところだよ、といって来(き)たので、遅(おく)れちゃたいへんと、桑畑(くわばたけ)の中(なか)の近道(ちかみち)を走(はし)っていった。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
勘次(かんじ)はそれでも他(た)に分別(ふんべつ)もないので仕方(しかた)なしに桑畑(くはばたけ)を越(こえ)て南(みなみ)へ詑(わび)を頼(たの)みに行(い)つた。彼(かれ)は古(ふる)い菅笠(すげがさ)を一寸(ちよつと)頭(あたま)へ翳(かざ)して首(くび)を蹙(ちゞ)めて行(い)つた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
桑畑(くはばた)の端(はし)の方(はう)に薹(とう)に立(た)つた菜種(なたね)の少(すこ)し黄色(きいろ)く膨(ふく)れた蕾(つぼみ)は聳然(すつくり)と其(その)雪(ゆき)から伸(の)び上(あが)つて居(ゐ)る。其處(そこ)らには枯(か)れた蓬(よもぎ)もぽつり/\と白(しろ)い褥(しとね)に上體(じやうたい)を擡(もた)げた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
桑畑(くわはた)や女蓑(みの)著(き)て頬被(ほおかむ)り
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)