“上體”の読み方と例文
読み方割合
じやうたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桑畑くはばたはしはうとうつた菜種なたねすこ黄色きいろふくれたつぼみ聳然すつくりそのゆきからあがつてる。其處そこらにはれたよもぎもぽつり/\としろしとね上體じやうたいもたげた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
勘次かんじ土間どまむしろいての一まい蒲團ふとんかぶつてくる/\とかゞめた。かれあしばしたまゝ上體じやうたいもたげて一くらゆかうへた。ぴしや/\とちる涓滴したゝりしばらかれみゝそこつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)