“蓬”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よもぎ78.3%
おどろ12.0%
おど2.2%
きたな1.1%
くさ1.1%
ほう1.1%
ほお1.1%
ほほ1.1%
もちぐさ1.1%
ヨモギ1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蓬”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > その他の東洋文学75.0%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本5.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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トシエの親爺の伊三郎の所有地は、よもぎや、秣草まきぐさや、苫茅とまがやが生い茂って、誰れもかえり見る者もなかった。
浮動する地価 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
よもぎの枯れたのや、その他種々な雑草の枯れ死んだ中に、細く短い芝草が緑を保って、半ば黄に、半ば枯々としたのもある。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
……唄の声がこの月に、白玉しらたまの露をつないで、おどろの草もあやを織って、目にあおく映ったと思え。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
護摩壇ごまだんむかつて、ひげかみおどろに、はりごと逆立さかだち、あばらぼねしろ
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
驚きしも宜なりけり、蒼然として死人に等しき我面色、帽をばいつの間にか失ひ、髮はおどろと亂れて、幾度か道にてつまづき倒れしことなれば、衣は泥まじりの雪によごれ、處々は裂けたれば。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
驚きしもうべなりけり、蒼然として死人に等しき我面色、帽をばいつの間にか失ひ、髪はおどろと乱れて、幾度か道にてつまづき倒れしことなれば、衣は泥まじりの雪によごれ、処々は裂けたれば。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
果せるかなくだんの組はこの勝負にきたなき大敗を取りて、人も無げなる紳士もさすがに鼻白はなしろみ、美き人は顔をあかめて、座にもふべからざるばかりの面皮めんぴかかされたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「何かお慰みにと、初春はるくさなど探させました。甘味は干柿の粉を掻き溜めたもの。甘葛あまずらとはまた風味もかくべつ違いますので」
コスモスに句をいそがるる別れかな ほう
南画を描く話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
藤原経邦の如きに至っては、はじめ快飲を示していたけれど、とうとう心身共にほおけてしまい、げろを吐いて窮声喧々という有様だ。
酒渇記 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
砂ぼこりふとほほけだち、
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
尤も、草餅と言つても、もちぐさのたりない都では田舍で食べるほど青いシコ/\としたのは出來ません。
スギ」「ハギ」「ヤナギ」「ヨモギ」「過ぎ」などの「ぎ」には(乙)類の文字を用いて
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)