“蓬莱館”の読み方と例文
読み方割合
ほうらいかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博多駅前の蓬莱館ほうらいかんという汽車待合兼業の旅宿はたごに泊っていたが、この蓬莱館というのはかなりの大きなうちで、部屋の数が多い上に、客の出入りがナカナカ烈しい。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「俺も勝田君か坂本君のところへ寄ろう。晩に蓬莱館ほうらいかんで落ち合えば宜いだろう?」
村の成功者 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)