“柊”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひいらぎ84.2%
ひひらぎ10.5%
ひゝらぎ5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“柊”を含む作品のジャンル比率
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集9.5%
文学 > 英米文学 > 小説 物語6.9%
文学 > フランス文学 > 小説 物語5.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「やっぱり、でも、いい部屋だな。さすがに、立派な普請だ。庭の眺めもいい。ひいらぎがあるな。柊のいわれを知っているか」
親友交歓 (新字新仮名) / 太宰治(著)
片手でも押し倒せそうな小さい仮家で、ひいらぎ柘植つげなどの下枝におおわれながら、南向きに寂しく立っていた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
みちばたの土手の上に、ひひらぎの木が一本植わつてゐました。その木の下に、年とつた、みすぼらしい坊さんがやすんでゐました。
鳥右ヱ門諸国をめぐる (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
眼を赤くしたひひらぎよ、おまへの爪のしたほとばしる血でもつて兄弟のちぎりを結ばせる藥が出來さうだ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
葉の尖つたひゝらぎ、暗い杉、巴丹杏はたんきやうなどが其邊に茂つて居まして、木戸の横手にある石垣の隅には見上げるほど高い枳殼からたちが立つて居ました。
鹽鰮しほいわしあたまとも戸口とぐちしたひゝらぎ一向いつかうかわいた容子やうすえないほどのことであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)