“ひゝらぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
柊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葉の尖つた柊(ひゝらぎ)、暗い杉、巴丹杏(はたんきやう)などが其邊に茂つて居まして、木戸の横手にある石垣の隅には見上げるほど高い枳殼(からたち)が立つて居ました。
其(その)夜(よ)はまだ各(おの/\)が一つ加(くは)はつた年齡(ねんれい)の數(かず)程(ほど)の熬豆(いりまめ)を噛(かじ)つて鬼(おに)をやらうた夜(よ)から、幾(いく)らも隔(へだ)たらないので、鹽鰮(しほいわし)の頭(あたま)と共(とも)に戸口(とぐち)に揷(さ)した柊(ひゝらぎ)の葉(は)も一向(いつかう)に乾(かわ)いた容子(やうす)の見(み)えない程(ほど)のことであつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)