“ひひらぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
80.0%
比比羅木20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひひらぎや、ひらきそよご
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
眼を赤くしたひひらぎよ、おまへの爪のしたほとばしる血でもつて兄弟のちぎりを結ばせる藥が出來さうだ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
この神、比比羅木ひひらぎのその花麻豆美はなまづみの神の女活玉前玉いくたまさきたま比賣の神に娶ひて生みませる子、美呂浪みろなみの神。この神、敷山主しきやまぬしの神の女青沼馬沼押あをぬまぬおし比賣に娶ひて生みませる子、布忍富鳥鳴海ぬのおしとみとりなるみの神。
またきて倭建やまとたけるの命に、「東の方十二道とをまりふたみちの荒ぶる神、またまつろはぬ人どもを、言向けやはせ」と詔りたまひて、吉備きびおみ等が祖、名は御鉏友耳建日子みすきともみみたけひこを副へて遣す時に、比比羅木ひひらぎ八尋矛やひろぼこを給ひき。