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柊
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ひひらぎ
ふりがな文庫
“
柊
(
ひひらぎ
)” の例文
みちばたの土手の上に、
柊
(
ひひらぎ
)
の木が一本植わつてゐました。その木の下に、年とつた、みすぼらしい坊さんがやすんでゐました。
鳥右ヱ門諸国をめぐる
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
やつと
灌木
(
くわんぼく
)
の高さしか無い
柊
(
ひひらぎ
)
よ、
僞善
(
ぎぜん
)
の尻を刺す
鑿
(
のみ
)
、
愛着
(
あいぢやく
)
の
背
(
せ
)
を
刻
(
きざ
)
む
鏨
(
たがね
)
、鞭の
柄
(
え
)
、
手燭
(
てしよく
)
の
取手
(
とつて
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
柊
(
ひひらぎ
)
や、ひらきそよご
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
眼を赤くした
柊
(
ひひらぎ
)
よ、おまへの爪の
下
(
した
)
に
迸
(
ほとばし
)
る血でもつて兄弟の
契
(
ちぎり
)
を結ばせる藥が出來さうだ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
柊
(
ひひらぎ
)
や、ひらきそよご
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
やつと
灌木
(
くわんぼく
)
の高さしか無い
柊
(
ひひらぎ
)
よ、
小
(
ちい
)
さい
※手
(
くびきり
)
、わたしの悲しい心の
悦
(
よろこび
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
柊
漢検準1級
部首:⽊
9画
“柊”を含む語句
柊屋
柊冬青
柊家
柊寺
柊平
柊揆
柊林
柊野