“灌木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんぼく93.7%
くわんぼく5.7%
ヒイス0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのライラックの木の西に、まだ芽を出さない栴檀せんだん青桐あおぎりがあり、栴檀の南に、仏蘭西語で「セレンガ」と云う灌木かんぼくの一種があった。
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
そこまでさへ行けばあとはもう十町もずうっと丘の上で平らでしたし来るときは山鳥も何べんも飛び立ち灌木くわんぼくの赤や黄いろの実もあったのです。
ひかりの素足 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)