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くわんぼく
ふりがな文庫
“くわんぼく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
灌木
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
灌木
(逆引き)
灌木
(
くわんぼく
)
の葉と枯葉とに埋め殘されて、空井戸の口は黒々と見えて居りますが、古い御影の
井桁
(
ゐげた
)
が崩れたなりに殘つて居るので、さすがに怪我や
過
(
あやま
)
ちで墜ち込む心配はありません。
銭形平次捕物控:197 罠に落ちた女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
未見
(
みち
)
の境を旅するといふ感じは、
犇々
(
ひし/\
)
と私の胸に迫つて來た。空は低く曇つてゐた。目を
遮
(
さへ
)
ぎる物もない曠野の處々には人家の屋根が見える。名も知らぬ
灌木
(
くわんぼく
)
の叢生した
箇處
(
ところ
)
がある。
札幌
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
密々たる
灌木
(
くわんぼく
)
、
疎々
(
そゝ
)
たる
喬木
(
けうぼく
)
の混合林となりて、前者を代表するに
萩
(
はぎ
)
あり、後者には栗多く、それも大方は短木、この辺より不二は奈良の東大寺山門より大仏を仰ぐより近く
聳
(
そび
)
え、
半
(
なかば
)
より以上
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
くわんぼく(灌木)の例文をもっと
(9作品)
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