トップ
>
箇處
ふりがな文庫
“箇處”のいろいろな読み方と例文
新字:
箇処
読み方
割合
かしよ
50.0%
ところ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしよ
(逆引き)
被害者
(
ひがいしや
)
は
到頭
(
たう/\
)
隱匿
(
いんとく
)
した
箇處
(
かしよ
)
を
發見
(
はつけん
)
して
巡査
(
じゆんさ
)
を
導
(
みちび
)
いた。
雜木林
(
ざふきばやし
)
の
繁茂
(
はんも
)
した
間
(
あひだ
)
の、もう
硬
(
こは
)
く
成
(
な
)
つた
草
(
くさ
)
の
中
(
なか
)
へ
蜀黍
(
もろこし
)
の
穗
(
ほ
)
は
縛
(
しば
)
つた
儘
(
まゝ
)
どさりと
置
(
お
)
いてあつたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
箇處(かしよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ところ
(逆引き)
未見
(
みち
)
の境を旅するといふ感じは、
犇々
(
ひし/\
)
と私の胸に迫つて來た。空は低く曇つてゐた。目を
遮
(
さへ
)
ぎる物もない曠野の處々には人家の屋根が見える。名も知らぬ
灌木
(
くわんぼく
)
の叢生した
箇處
(
ところ
)
がある。
札幌
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
箇處(ところ)の例文をもっと
(1作品)
見る
箇
常用漢字
中学
部首:⽵
14画
處
部首:⾌
11画
“箇”で始まる語句
箇
箇所
箇様
箇条
箇月
箇処
箇々
箇人
箇程
箇樣
“箇處”のふりがなが多い著者
長塚節
石川啄木