“箇様”のいろいろな読み方と例文
旧字:箇樣
読み方割合
かよう84.6%
こう7.7%
カヤウ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この附様は前句の「流れの末の水は二筋」といふを山中の谷川の景色と見て、さて箇様かように獣猟の様をばいひて郊外の景色を転じたるなり。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
何故なぜ「どうしたものだろう」かとその理由ことわけたずねて見ると、概略あらましはまず箇様こうで。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
彼サシテ分別フンベツマドサマモナク、ソレハ箇様カヤウニナスガヨロシクコレハ左様ニツカマツルガ然ルベシナド、立チ所ニ答ヘ、我等ガ両三日昼夜カカリテ分別ナリ難キ事モ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)