“繹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たず63.6%
たづ27.3%
たずぬ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は意志の方面、これ智能ちのうの方面で、この両方面における遺伝的系統をたずぬるに、抽斎の前途は有望であったといってもかろう。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
漫然国民性を描けといふ、しかも其の意義其の根拠をたづね来たれば頗るばくたるものあり。れを解して
国民性と文学 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
しかして其由来する所をたずぬれば、多くは自ら招くものなれど、事ここに至りては自ら其非をさとるといえども、其非を改むる力なく、或は自暴自棄となりてますます悪事を為すあり
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)