たづ)” の例文
漫然国民性を描けといふ、しかも其の意義其の根拠をたづね来たれば頗るばくたるものあり。れを解して
国民性と文学 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
最も近い事実を基点とし、逆に溯りて其関係をたづね系統を調べて、進んで行つた結果は、二ヶ年も前の或る出来事に一切の事案の発端を結びつけなければならなかつた。
逆徒 (新字旧仮名) / 平出修(著)
幸徳傳次郎(秋水)外二十五名が今囘の大陰謀を爲すに至りたる動機をたづぬるに