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『国民性と文学』
ふりがな文庫
『
国民性と文学
(
こくみんせいとぶんがく
)
』
今日の文学、就中小説に対する世間の要求の主なるものを挙ぐれば、現社会に密接して時事時潮を描けるといふもの其の一にして、国民性を描写して国民的性情の満足を与へよといふもの其の二なり。前者は姑く措く、後者の要求に対しては吾人頗る惑ふ。則ち問うて …
著者
綱島梁川
ジャンル
文学 > 文学 > 文学理論 作法
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
与
(
く
)
将
(
ま
)
此
(
か
)
此
(
こゝ
)
明
(
あきらか
)
或
(
あるひ
)
挿
(
さしはさ
)
捉
(
と
)
摭
(
ひろひと
)
蔑視
(
べつし
)
賞翫
(
しやうぐわん
)
倫
(
たぐひ
)
出
(
い
)
則
(
すなは
)
尚
(
なほ
)
徒
(
いたづ
)
思惟
(
しゐ
)
拘
(
かゝは
)
曰
(
い
)
此
(
これ
)
特
(
ひと
)
若
(
もし
)
之
(
こ
)
其
(
そ
)
即
(
すなは
)
叩
(
たゝ
)
可
(
よ
)
埒外
(
らちぐわい
)
夫
(
そ
)
好
(
よ
)
如何
(
いかん
)
姑
(
しばら
)
就中
(
なかんづく
)
希臘
(
ギリシヤ
)
得
(
う
)
所以
(
ゆゑん
)
所謂
(
いはゆる
)
故
(
ゆゑ
)
此
(
こ
)
気脉
(
きみやく
)
狭隘
(
けふあい
)
甚
(
はなはだ
)
繹
(
たづ
)
能
(
あた
)
蓋
(
けだ
)
蔽
(
おほ
)
趨向
(
すうかう
)
足利
(
あしかゞ
)
乖
(
そむ
)
也
(
なり
)
享
(
う
)
以為
(
おも
)
件
(
くだん
)
伽藍
(
がらん
)
併写
(
へいしや
)
兎
(
と
)
処
(
ところ
)
到
(
いた
)
勝
(
まさ
)
化醇
(
モヂフアイ
)
半
(
なかば
)
吾人
(
ごじん
)
唯〻
(
たゞ
)
如
(
ごと
)
如何
(
いか
)
媚
(
こ
)
寧
(
むし
)
彼
(
か
)
徐
(
おもむ
)
悦
(
よろこ
)
惹
(
ひ
)
懸念
(
けねん
)
托
(
たく
)
択
(
えら
)
挙
(
あ
)
措
(
お
)
撿覈
(
けんかく
)
擺脱
(
はいだつ
)
故
(
ゆえ
)
於
(
おい
)
是等
(
これら
)
未
(
いま
)
模糊
(
もこ
)
殆
(
ほとん
)
浪六
(
なみろく
)
漠
(
ばく
)
漫
(
みだり
)
為
(
な
)
然
(
しか
)
甚深
(
じんしん
)
而
(
しか
)
能
(
よ
)
苟
(
いやしく
)
若
(
も
)
覆轍
(
ふくてつ
)
角
(
かく
)
謂
(
い
)
豈特
(
あにひと
)
蹈
(
ふ
)
那辺
(
なへん
)