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蔑視
ふりがな文庫
“蔑視”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
べっし
65.2%
さげす
15.2%
さげすみ
6.1%
べつし
4.5%
みくび
3.0%
みさ
3.0%
さげすむ
1.5%
みくだ
1.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べっし
(逆引き)
事物の底に徴するためには、世間体や、礼儀や、遠慮や、人の心を窒息せしむる社会的虚飾などを、あえて
蔑視
(
べっし
)
しなければいけない。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
蔑視(べっし)の例文をもっと
(43作品)
見る
さげす
(逆引き)
それかの
女
(
をんな
)
は、
最初
(
はじめ
)
の夫を失ひてより、千百年餘の間、
蔑視
(
さげす
)
まれ
疎
(
うと
)
んぜられて、彼の出るにいたるまで招かるゝことあらざりき 六四—六六
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
蔑視(さげす)の例文をもっと
(10作品)
見る
さげすみ
(逆引き)
對
(
むかひ
)
の
方
(
かた
)
には大いなる
殿
(
との
)
の窓の
邊
(
ほとり
)
にゑがかれしミコル、
蔑視
(
さげすみ
)
悲しむ女の如くこれをながめぬ 六七—六九
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
蔑視(さげすみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
べつし
(逆引き)
以為
(
おも
)
へらく、写実小説は文学独立論を意味し、文学独立論は国民的性情の
蔑視
(
べつし
)
を意味す、これ今の小説の国民に悦ばれざる
所以
(
ゆゑん
)
なりと。
国民性と文学
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
蔑視(べつし)の例文をもっと
(3作品)
見る
みくび
(逆引き)
コツ/\と、
杖
(
ステッキ
)
の
尖
(
さき
)
で下駄の鼻を叩いた。其顏には、自ら嘲る樣な、或は又、對手を
蔑視
(
みくび
)
つた樣な笑が浮んでゐた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
蔑視(みくび)の例文をもっと
(2作品)
見る
みさ
(逆引き)
寄生木になつて栄えるは
嫌
(
きらひ
)
ぢや、
矮小
(
けち
)
な
下草
(
したぐさ
)
になつて枯れもせう
大樹
(
おほき
)
を頼まば
肥料
(
こやし
)
にもならうが、たゞ寄生木になつて高く止まる奴等を日頃いくらも見ては卑い奴めと心中で
蔑視
(
みさ
)
げて居たに
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
蔑視(みさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さげすむ
(逆引き)
われ彼の墓の
邊
(
ほとり
)
にいたれるとき、彼少しく我を見てさて
蔑視
(
さげすむ
)
ごとく問ひていひけるは、汝の祖先は誰なりや 四〇—四二
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
蔑視(さげすむ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みくだ
(逆引き)
然るに昇は何の道理も無く何の理由も無く、あたかも人を
辱
(
はずかし
)
める特権でも
有
(
もっ
)
ているように、文三を
土芥
(
どかい
)
の如くに
蔑視
(
みくだ
)
して、犬猫の如くに
待遇
(
とりあつか
)
ッて、
剰
(
あまつさ
)
え叔母やお勢の居る前で
嘲笑
(
ちょうしょう
)
した、侮辱した。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
蔑視(みくだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蔑
常用漢字
中学
部首:⾋
14画
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
“蔑視”の関連語
嘲
嘲笑
軽蔑
揶揄
侮辱
軽侮
罵詈雑言
低能
蔑称
“蔑”で始まる語句
蔑
蔑如
蔑称
蔑侮
蔑意
検索の候補
衆人蔑視
“蔑視”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
アリギエリ・ダンテ
ヴィクトル・ユゴー
福沢諭吉
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
幸田露伴
淡島寒月
吉川英治
徳田秋声
二葉亭四迷