“軽蔑”のいろいろな読み方と例文
旧字:輕蔑
読み方割合
けいべつ96.0%
さげす2.1%
けな0.6%
けなす0.3%
さげすみ0.3%
さげすむ0.3%
みくび0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「僕あじつのところ軽蔑(けいべつ)しとったんやが、今日あいつの画を見てびっくりした、すばらしいものがたくさんあるんや、まあ見てみい」
正体 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
何が出来るものかと軽蔑(さげす)む事もある。露骨でいやになる事もある。しかし今更のように考えて見ると、あの態度は自分にはとうてい出来ない態度である。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
下女下男まで弟御には似ぬ兄様よと軽蔑(けな)すのも、やつぱり継母の指図かと、思へば万事おもしろからず。好きで書物の一冊は、読む尻から、弟や継母の小声が気になつて。
移民学園 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
お前さんの身装を軽蔑(けなす)んじゃアございませんが是は古くって一旦染(そめ)たんで、一寸(ちょっと)余所(よそ)へ行(ゆ)く時に之を着て出て下さると私(わたくし)は鼻が高い、然(そ)うして姉(ねえ)さんは是非寄越して下さいよ
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その突然のそして時としては厳(いか)めしくきわ立って見えるまじめさは、女神の軽蔑(さげすみ)にも似ていた。額と鼻と頥(あご)とは、割合の平衡とはまったく異なる線の平衡を示していた。
オイ軽蔑(さげすむ)めえぜ、馬鹿なものを買ったのも詮(せん)じつめりゃあ、相場をするのと差(ちげえ)はねえのだ、当らねえには極(き)まらねえわサ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
泥酔している相手なので、そう機敏な行動はできまいと軽蔑(みくび)っていた反動だった。六部は慌(あわ)てて
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)