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詮
ふりがな文庫
“詮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せん
81.9%
あきら
7.8%
カヒ
3.4%
あき
2.6%
つま
0.9%
あらわ
0.9%
かい
0.9%
かひ
0.9%
せんじつ
0.9%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せん
(逆引き)
幾
(
いか
)
ほどお前たちが
口惜
(
くちお
)
しく存じても
詮
(
せん
)
ない事さ。とかく人の目を引くような綺麗なものは何の
彼
(
か
)
のと
妬
(
ねた
)
まれ難癖を付けられるものさ。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
詮(せん)の例文をもっと
(50作品+)
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あきら
(逆引き)
客 あれは、いまおもえば、僕のさびしい
詮
(
あきら
)
めだった。それが何処かで、あの物語の女のさびしい気もちと触れあっていたのだな……
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
詮(あきら)の例文をもっと
(9作品)
見る
カヒ
(逆引き)
乳母
(
オモ
)
に相談かけても、一代さう言ふ世事に與つた事のない此人は、そんな問題には、
詮
(
カヒ
)
ない唯の、
女性
(
ニヨシヤウ
)
に過ぎなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
詮(カヒ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
あき
(逆引き)
前の夫を行きずりの男だと思い込んで行きずりの男に身をまかせると同じような
詮
(
あき
)
らめで身をまかせていたこの惨めな女
曠野
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
詮(あき)の例文をもっと
(3作品)
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つま
(逆引き)
詮
(
つま
)
り、これから自活する決心で今晩から某家へ雇われる事になった。永く辛抱が出来ればいいが、未来の事は誰にも判らない。
日蔭の街
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
詮(つま)の例文をもっと
(1作品)
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あらわ
(逆引き)
言葉は簡単ですが、その
詮
(
あらわ
)
す所の意味に至ってはまことにふかいものがあるのです。しかし、手っ取り早く、その意味を申し上げれば、つまりこうです。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
詮(あらわ)の例文をもっと
(1作品)
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かい
(逆引き)
乳母に相談かけても、一代そう言う世事に与った事のない此人は、そんな問題には、
詮
(
かい
)
ない唯の
女性
(
にょしょう
)
に過ぎなかった。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
詮(かい)の例文をもっと
(1作品)
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かひ
(逆引き)
乳母
(
おも
)
に相談かけても、一生さうした世事に与つた事のない此人は、そんな問題には、
詮
(
かひ
)
ない唯の
女性
(
によしやう
)
に過ぎなかつた。
先刻
(
さつき
)
からまだ立ち去らずに居た当麻語部の嫗が、口を出した。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
詮(かひ)の例文をもっと
(1作品)
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せんじつ
(逆引き)
日本人のナンセンス文学にはどうも重苦しい、封建的
詮
(
せんじつ
)
めの伝統を脱しきらないところがあって、たとえば佐々木邦の滑稽小説にしても、新時代の精神に触れていない。鈍重で、陳腐である。
昭和四年の文壇の概観
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
詮(せんじつ)の例文をもっと
(1作品)
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“詮”の意味
《名詞》
(セン/かい 「詮が(も)ない」の形で)やりがい、それをやったことによって得られる何らかの利益。
《動詞》
つきつめる。
(出典:Wiktionary)
詮
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“詮”の類義語
術
柄
書
握
把手
手段
途方
筆蹟
筆跡
手跡
“詮”を含む語句
所詮
詮方
詮索
名詮自性
御詮議
詮議立
詮事
言詮
名詮自称
詮議中
詮議
詮術
義詮
間部詮勝
御詮索
詮衡
詮穿
詮索欲
詮方無
詮益
...
“詮”のふりがなが多い著者
樋口一葉
中里介山
井上円了
作者不詳
柳宗悦
徳冨蘆花
アントン・チェーホフ
伊藤左千夫
二葉亭四迷
林不忘