『曠野』
忘れぬる君はなかなかつらからで いままで生ける身をぞ恨むる 拾遺集 そのころ西の京の六条のほとりに中務大輔なにがしという人が住まっていた。昔気質の人で、世の中からは忘れられてしまったように、親譲りの、松の木のおおい、大きな屋形の、住み古した …
著者 | 堀辰雄 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「改造」1941(昭和16)年12月号 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約21分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約35分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
赫
抗
益
一層
家
漸
阻
守
婢
詮
貴重
荒
尽
諾
腿
童
鍾愛
暗
曠野
網
悲歎
悪
悔
己
対
越
出来
詮
俄
褪
寡黙
空虚
窶
郡司
種々
竦
睦
野分
築土
簾
紛
痩
躊躇
繊
詮方
花薄
若
西
葎
衣
蜘
蓬
藪
顫
蘇
蘇芳
啼
屋
小袿
寝殿
寐
宿直
宥
妻戸
壻
嗚咽
微醺
吠
取
儘
俯伏
余所
伴
伐
伊予
下衆
棲
由縁
生先
焚
為方
為合
火影
漸
沁々
比良
畢竟
梳
枯蘆
朽
時雨
挫
折敷
懶
怯
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