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沁々
ふりがな文庫
“沁々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しみじみ
84.0%
しみ/″\
16.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しみじみ
(逆引き)
自分と徳川どのとが、どうして、戦いを決せねばならぬ理由があるのか——秀吉にはとんと分らぬ、と
沁々
(
しみじみ
)
、
御述懐
(
ごじゅっかい
)
なすっておられた
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おっとりとそんな説明をする時の規矩男の陰に、いつも規矩男から聞いたその母の古典的な美しい
俤
(
おもかげ
)
も
沁々
(
しみじみ
)
とかの女に想像された。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
沁々(しみじみ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しみ/″\
(逆引き)
留守宅ではお篠が夫が警察に留られて三日も帰って来ない所在なさを
沁々
(
しみ/″\
)
味わいながら、しょんぼりとしていた。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
「世の中が惡くなつた」とかこちながら、浮世の一隅に、氣の利いた口はききながら、心寂しがつてゐる人々の世の中が「戀の日」一卷の中に
沁々
(
しみ/″\
)
と味はれる。
貝殻追放:015 「末枯」の作者
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
沁々(しみ/″\)の例文をもっと
(19作品)
見る
沁
漢検1級
部首:⽔
7画
々
3画
“沁”で始まる語句
沁
沁出
沁込
沁透
沁入
沁骨
沁徹
沁拡
沁沁
沁渡
“沁々”のふりがなが多い著者
吉川英治
蘭郁二郎
モーリス・ルヴェル
甲賀三郎
斎藤茂吉
直木三十五
泉鏡太郎
水上滝太郎
木暮理太郎
アントン・チェーホフ