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沁込
ふりがな文庫
“沁込”の読み方と例文
読み方
割合
しみこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しみこ
(逆引き)
お島は絞ったものを、片端から
日当
(
ひあたり
)
のいいところへ持っていって
棹
(
さお
)
にかけたりした。日光が
腫
(
は
)
れただれたように目に
沁込
(
しみこ
)
んで、頭痛がし出して来た。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
扇を腰に、がたがたと格子を開けると、汚い二階家の、上も下も、がらんとして、ジイと、ただ、招魂社辺の蝉の声が遠く
沁込
(
しみこ
)
む、明放しの三間ばかり。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何
(
なん
)
ぼうしても落ちぬ
程
(
ほど
)
に、黒々と
沁込
(
しみこ
)
んだ心の
穢
(
けが
)
れ! (訳注 第三幕第四場逍遥の訳による)
かもめ:――喜劇 四幕――
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
沁込(しみこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
沁
漢検1級
部首:⽔
7画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“沁”で始まる語句
沁
沁々
沁出
沁透
沁入
沁骨
沁徹
沁拡
沁沁
沁渡
“沁込”のふりがなが多い著者
アントン・チェーホフ
徳田秋声
泉鏡花