“しみ/″\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沁々48.7%
染々41.0%
泌々7.7%
熟々2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「世の中が惡くなつた」とかこちながら、浮世の一隅に、氣の利いた口はききながら、心寂しがつてゐる人々の世の中が「戀の日」一卷の中に沁々(しみ/″\)と味はれる。
近子は成程(なるほど)然(さ)うかとも思ツて、「ですけども、私等(わたしたち)は何んだツて此樣(こん)なに氣が合はないのでせう。」と心細いやうに染々(しみ/″\)といふ。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
泌々(しみ/″\)とした調子に引入れられるともなく、平次も思はず固唾(かたづ)を呑んで鋭鋒(えいほう)をゆるめます。
惠(めぐ)まれ其後五ヶ年の後九助江戸より歸國の節(せつ)藤八方へ一泊(ぱく)致せし時私しも藤八方に居不思議に再會(さいくわい)仕つりしかど其節は途中(とちう)にて胡麻灰(ごまのはひ)に出合九助難儀(なんぎ)致す趣意(おもむき)に付金子のことに心遣(つか)ひ仕つり居り先年の禮さへ熟々(しみ/″\)申候間合(まあひ)御座なく候まゝ不義など致し候事は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)