“つら/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
熟々40.0%
熟26.7%
熟〻13.3%
倩々13.3%
倩〻6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絶(た)えず海岸(かいがん)の一方(いつぽう)の岬頭(みさき)に飜(ひるがへつ)て居(を)るが、さて熟々(つら/\)と考(かんが)へるに、大佐等(たいさら)が此(この)島(しま)に上陸(じやうりく)したそも/\の目的(もくてき)は、秘密(ひみつ)なる海底戰鬪艇(かいていせんとうてい)を製造(せいぞう)するが爲(ため)で、艇(てい)の竣成(しゆんせい)と共(とも)に
上より自在(じざい)をさげ、此火に酒の燗(かん)をなしあるひは茶(ちや)を煎(せんじ)、夜は燈火(ともしび)とす。さて熟(つら/\)此火を視るに、筩(つゝ)をはなるゝこと一寸ばかりの上に燃(もゆ)る、扇にあふげば陽火(やうくわ)のごとくに消(きゆ)る。
思ひ積りて熟〻(つら/\)世の無常を感じたる小松の内大臣(ないふ)重盛卿、先頃(さきごろ)思ふ旨ありて、熊野參籠の事ありしが、歸洛の後は一室に閉籠りて、猥りに人に面(おもて)を合はせ給はず
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
日(ひ)は漸(やうや)く高(たか)く、風(かぜ)は凉(すゞ)しく、船(ふね)の進行(すゝみ)は矢(や)のやうである。私(わたくし)は甲板(かんぱん)の安樂倚子(あんらくゐす)に身(み)をよせて倩々(つら/\)と考(かんが)へた。
貞盛倩〻(つら/\)案内を
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)