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岬頭
ふりがな文庫
“岬頭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かふとう
33.3%
こうとう
33.3%
みさき
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かふとう
(逆引き)
岬頭
(
かふとう
)
に達する路から、伊勢海の静かな波が見えると共に、一度岬頭の砂山を越せば、太平洋の怒濤が凄じい勢で押寄せて来てゐた。
伊良湖岬
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
岬頭(かふとう)の例文をもっと
(1作品)
見る
こうとう
(逆引き)
東の方は
村雨
(
むらさめ
)
すと覚しく、灰色の雲の中に隠見する
岬頭
(
こうとう
)
いくつ
糢糊
(
もこ
)
として墨絵に似たり。それに引きかえて西の空
麗
(
うるわ
)
しく晴れて白砂青松に日の光鮮やかなる、これは水彩画にも
譬
(
たと
)
うべし。
東上記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
岬頭(こうとう)の例文をもっと
(1作品)
見る
みさき
(逆引き)
絶
(
た
)
えず
海岸
(
かいがん
)
の
一方
(
いつぽう
)
の
岬頭
(
みさき
)
に
飜
(
ひるがへつ
)
て
居
(
を
)
るが、さて
熟々
(
つら/\
)
と
考
(
かんが
)
へるに、
大佐等
(
たいさら
)
が
此
(
この
)
島
(
しま
)
に
上陸
(
じやうりく
)
したそも/\の
目的
(
もくてき
)
は、
秘密
(
ひみつ
)
なる
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
を
製造
(
せいぞう
)
するが
爲
(
ため
)
で、
艇
(
てい
)
の
竣成
(
しゆんせい
)
と
共
(
とも
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
岬頭(みさき)の例文をもっと
(1作品)
見る
岬
常用漢字
中学
部首:⼭
8画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“岬”で始まる語句
岬
岬角
岬々
岬岬
岬勤
岬廻
岬町
岬端
“岬頭”のふりがなが多い著者
押川春浪
田山録弥
田山花袋
寺田寅彦